#ごめん、愛してる のあらすじ、ネタバレ、感想。
” 幼い頃、母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田凜華(吉岡里帆)を助ける。後に、これが二人にとって運命を変える出会いとなる…。
ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的な怪我を負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は情報を掴み、母親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし律が目にしたのは、貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が息子のサトル(坂口健太郎)に溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな二人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんな時、律は凜華と再会する。凜華は幼なじみであるサトルに思いを寄せていたが、その思いは届かず寂しさを抱えていた…。
母に捨てられこれまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める律と、だんだん彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華、母の愛を一身に受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトル、そして自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子。律―凜華―サトルの男女、律―サトル―麗子の母子、二つの三角関係が交差するこの夏一番切ない愛の物語だ。 ”
【最終回までの9話のあらすじ】
” 体調が悪化するのを感じた律(長瀬智也)は、凜華(吉岡里帆)を悲しませたくないという思いから若菜(池脇千鶴)と魚(大智)を連れて塔子(大西礼芳)の別荘に身を潜める。一方、凜華は父・恒夫(中村梅雀)から律の命が長くない事を聞き、律が姿を消した意味を悟るが…。
自分が死んだら心臓はサトル(坂口健太郎)に、そんな約束を改めて麗子(大竹しのぶ)とした律。ところが、病院を抜け出したサトルが律の前に現れる。心臓をくれるという律に真意を問いただすサトル。律はサトルに秘密を打ち明けるが、サトルもまた、秘密を抱えていた…。 ”
では、いよいよ引用をやめてオリジナリティーだしてきますか。
久々に連ドラマを観ました。昨日の記事に書いたけど、最終回だけ見逃すっていうね。
民放公式無料ポータルTVerさんで完結しました。ありがたい時代。
結局、”無様な”姿を見せたくなかったようで、律は去ってしまいました。ごめん、愛してるという言葉を残して。こういう演出好きやなぁ。でも、去るのか、、と思いました。
もう、凛華が寝て起きるたびに居ないのだから、凛華はもう寝ない方が良かったよ←
若菜と魚も可哀想だなぁ、、。
ハッピーエンドにはなれないのか、、。
あとは、麗子さんが記者会見を開いたときに
お腹の子は死産したと嘘をついたと思っていましたが、恒夫さんと医師の口裏を合わせた
結果だったということが明らかに。”行きたくなるじゃねーか”というセリフが映える素晴らしいシーンとなりました。
あとは、サトルが実の子でなく、養子であったというのもびっくりでしたよね。これは最終回にふさわしい意外な展開でした。まぁ、心臓が適合するのはご愛嬌。
では、細部を語りたいと思います。
これは、実際のところ、誰もが思ったのかもしれない点だと思うんだ。
富豪の麗子さん宅で小間使いのバイトを家族ぐるみで凛華たちがやってたわけなんだけれども、凛華がやめて、律が採用されてクビになって、サトルを救ってまた採用されて、で、今度は自分から出てって、そしたら、若菜が採用されて、で、アクセサリーを盗んだと疑われ、律が連れ出す。
なんだ、これは!雇用の話なのか?!と思いました笑
韓国版でも、”異国の地”が登場するみたいだけど、特に日本での韓国の出現というか
都合の良い使い方は素晴らしいと感じた。
日曜劇場という枠なんで、アリっちゃありなんかもしれないが、いちおう、韓国で、銃弾に倒れたという設定ならば、まだリアリティーがある気はするじゃないですか。
日本なら銃刀法違反で、まず銃なんかみることないし、、でも隣国なら詳しくないから
そういうのがあったとしてもさほど気にならなくてすみます。
基本的にSFに合理性からケチをつけるのは嫌いですが、リアリティーは
やっぱりある程度は大事ですよね。
あるいはですね、兄弟や家族がはなればなれになるというのも、日本じゃリアリティーがないですよね。戸籍がこうもしっかりしてる国って日本🇯🇵以外にないでしょ。
でも、例えば、中国の”再見” という映画なんかは、まさに離れ離れになった兄弟が大人になって再会するハートフル映画じゃないですか。(いい映画ですよ)
下手したら、律やサトルのような施設出身っていうのも日本じゃかなりのマイノリティーですよね。
長瀬智也さん。
本当に演技が上手いですよね!役そのものというか、お芝居をしているという感覚を感じさせない実力!歌手とは思えない、、。
吉岡里帆さん。
特別演技が上手いとは思ってません、すみません。でも、不思議な表情とか魅力がありますよね。かわいらしいところと色っぽい演技を兼ね備えておられたり。ゾゾタウンさんのCMを観てから個人的に注目していました。
坂口健太郎さん。
僕が嫌いな”邦画ラブコメ”というジャンルに
山崎賢人さんと引っ張りだこなんで、かなり
偏見がありましたが、甘いマスクなだけではなく、この方もしっかり演技が上手いですね。
大竹しのぶさん。
吉岡さんが勉強になった的なことをおっしゃってたんですが、確かに、大竹さんの演技がこれまた上手い、、。そして、細かい繊細さがあるような感じがしました。声色の使い方とか、そういう目につきにくいような部分を。
池脇千鶴さん。
僕としては、いちばんダークホースだった感じがありました。語弊を恐れずいうと、彼女はどの瞬間も障害者そのものでした。つまり、一瞬たりとも油断せず障害者になりきって演技をしておられたということです。
大げさではなく、本当に演技が上手い。
この方の他の役の演技もぜひたくさん見て見たいと思いました。ジョゼと虎と魚たちを本当に観ますからね!
六角精児さん。
これがスパイスですよね。一歩間違えたら、
味の薄いサスペンスになりそうなものだと僕は思ってます。けっこう記者が様になってていい味出してました笑
ちなみに最終回には出ませんでしたが、9話の律に”もったいねぇよ”と言われるシーンはかなり感情移入しやすくて素晴らしかったなぁ。
広島生まれでなんですが、原爆とか、あるいは慰安婦問題の人とか、嫌韓とか嫌中とか、ネトウヨとか、いろんなしがらみで生きておられる方がいらっしゃるわけですが、ヨボヨボのじいさんになって、死ぬまで何処かの誰かを恨みながら生きるのって、、勿体無いと思います。たくさん楽しいことがあるのに、と。否定するつもりではないですが、、
ぼくも律と同じ意見だからすごく感情がスーッと入りました。
中村梅雀さん。
初めてお目にかかったせいか驚くほどに僕の好きな演技ではありませんでしたが、最終回の”申し訳ない!” の土下座シーンでは、魅せていただきました。あれがハイライトかな。
宇多田ヒカルさんの 「Forevermore」。
YouTubeでは、日本だとフルを聞けないのだ。僕が初めてフルを聴いたのはカラオケであった笑
いやぁ、ドラマにマッチするいい曲でした。
ジャズ風の楽器が映える、不思議なメロディーの曲でした。サビから英語が始まるあたりの変化がたまらない!映像としても力が入ったダンスも見所なので、YouTubeに飛んで欲しいです。
こんなこと言うとにわかなのにファンブってる感じがしてあれなんですけど、
活動再開してからすごく好きになりました。
道(サントリーのCMの)
2時間だけのバカンス(椎名林檎さんと)
という流れで、めちゃめちゃ宇多田ヒカルええやんと最近思うようになってきました。
オートマティック
フレーバーオブラブ(ドラマ主題歌)
とかは、まったく響かなかったんですけど。
だから、彼女の音楽性が変わったのだろうと思います、たぶん。
韓国版のごめん、愛してるはミサと呼ばれてロスや、ファッションが社会現象になるほどの人気を博したそうですが、そっちは観ていないので、それも観たというブロガーさんの記事も覗いてみたら比較ができて面白そうです。
最初の公式画像を見てもらうとわかる通り、
ほとんどのキャストが笑っていません。どす黒い暗さを感じさせる本作でしたが、真面目なスペクタルドラマに仕上がっていました。
最終回の視聴率は12パーセントと聞きましたが、こういうジャンルは食わず嫌いも激しそうです。エログロはなく、わりと動きのある作品で素晴らしかったと思うんですが。
10話があっという間で、うるっときてしまったり、共感ができたりと良い作品でした!
”さらば” 、愛してる
以上、長いのに最後まで付き合ってもらってありがとうございました!また、どうぞ!
http://oimosh-riku.hatenablog.com/entry/2017/09/20/002139
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